エアコン洗浄スプレーを使ってしまった時の対処法をプロが伝授!他の使い道も

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エアコンのカビや臭いが気になる時に自分で手軽にエアコン掃除ができるのがエアコン洗浄スプレーですが、エアコンクリーニング業者側からの意見としては「使わないほうがいい」です。

しかし使わないほうがいいことを知らずに使ってしまった場合、エアコンに不具合が起きるのではないかと心配になるのではないでしょうか。

すでに不具合が起きているなら早い対応が必要になってきます。

エアコン洗浄スプレーを使ってしまった後すぐにできる対処法と、すでにエアコンのエラーが出ている状態での対処法が違うので、それぞれ詳しく説明しています。

エアコン洗浄スプレーを使ってすぐ電源を入れずに乾かす
冷房・除湿運転をする
エラーが出ているコンセントの抜き差しをする
カバーをはめなおす
ドレンホースの掃除をする
メーカーに問い合わせる
エアコンクリーニング業者に依頼する

また、余ったエアコン洗浄スプレーのエアコン掃除以外の使い道を提案していますので、持て余して困っているなら試してみてください。

この記事の監修者
セト社長

セト社長
ハウスクリーニング屋の社長

ハウスクリーニング「おそうじワンダフル」を運営する株式会社LIFE FiTの代表取締役。現場に出ないのでハウスクリーニングスキルは並だが、代わりに事業に対しての勉強は欠かせず、顧客満足度を高めるプラン開発とスタッフ教育に従事。現在ケミカル会社の代表と自社洗剤の開発も行っている。

この記事の監修者
大川(エアコンクリーニングのプロ)

大川
ハウスクリーニングのプロ

ハウスクリーニング「おそうじワンダフル」の事業責任者でありトレーナー。特にエアコンクリーニングのスキルはハイレベルで、分解清掃ができない業者の多い富士通ノクリアXでも難なく分解クリーニングできる技術を持つ。お客様の立場にたったサービス提供意識が高く、お客様からの信頼も厚いので顧客満足度は驚きの99%。

目次

エアコン洗浄スプレーを使ってしまった時にできる対処法!エラーなら原因によって対処が異なる

エアコン洗浄スプレーを使った時の対処法

エアコン洗浄スプレーを使ってしまった時の対処法は、使ってすぐの場合とすでにエアコンのエラーが出ている場合とで変わってきます。

それぞれ詳しく説明していきます。

エアコン洗浄スプレーしてすぐの場合

電源を入れずに乾かす(電装部分にかかった場合)

電装部分にエアコン洗浄スプレーがかかってしまった場合、すぐにエアコンの電源は入れずしばらく時間をおいて乾かすようにしてください。

エアコンの室内機の右側には電装部分(基盤)があるため、エアコン洗浄スプレーがかかって濡れている状態で電源を入れるとショートして発火する恐れがあります。

特にジェットタイプのエアコン洗浄スプレーは洗浄剤が飛び散りやすく、電装部分にかかる可能性が高いです。

電装部分は配線があり構造が複雑で拭くことは難しいので、時間をおいて乾かしましょう。

冷房・除湿運転で残った洗剤を流す

使ってしまったエアコン洗浄スプレーが残っているかもしれないので、エアコンを冷房・除湿運転させてアルミフィンに発生する結露で洗い流しましょう。

冷房16℃で1時間程度、強風運転する

エアコン洗浄スプレーは吹きかけた後に洗浄液を洗い流さないため、エアコン内部に残ることがあります。

洗浄液が内部に残るとカビが大繁殖したり、ニオイがするようになります。

詳しくはエアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由”かえってカビやニオイがひどくなる”をお読みください。

エアコンにエラーが出ている場合

すでにエアコンのエラーが出ている場合は、エアコン洗浄スプレーを使ったことで不具合が起きている可能性が高いです。

自分でできる対処法を試しても直らない場合は、メーカーに問い合わせるしかありません。

コンセントの抜き差しをする

エアコンにエラーが出て運転しない場合、エアコンの電源を切りコンセントを抜いて5分~10分経ってから差し込み、電源を入れてみてください。

電化製品は誤作動を起こしやすいので、エラーが出ていてもコンセントの抜き差しリセットされ解消されることがあります。

「故障した!」と慌てず、まずは試してみてください。

カバーをはめなおす

エアコンのカバーが完全に閉まりきっていなくてエラーが出ている場合、カバーをはめなおせばエラーが解消されます。

エアコン洗浄スプレーを吹きかける時に、エアコン前面のカバーを開けなくてはいけません。

特にカバーを取り外して掃除をしていたら、取り付けの際に少しズレていてうまくはまっていないこともあります。

カバーがきちんとはまっているか確認して、はまっていないならはめ直してください。

ドレンホースの掃除をする(水漏れの場合)

室内機から水漏れしている場合は、ドレンホース内に詰まっている汚れやホコリを取り除くことで解消できることがあります。

エアコン内部で発生した結露はアルミフィンの下のドレンパンをつたって、外のドレンホースへ流れていきますが、エアコン洗浄スプレーで落ちた汚れがドレンホース内で詰まり、水がうまく排出されずに室内機から水漏れしてくることがあります。

ドレンホース用詰まり取りポンプは、ドレンホース内を真空にして抜くことで中の詰まりがどっと出てきます。

1,000円~2,000円程度で買えるので、試してみる価値はあります。

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メーカーに問い合わせる

エラーが解消されないならエアコンのメーカーに問い合わせてください。

問い合わせる際、次のことをまとめておくとスムーズに伝わります。

メーカーに伝えること
  • エアコンの型番
  • どのようなエラーか(エラー番号)
  • いつから症状が出ているのか

メーカーに問い合わせたら、故障なのかエアコンクリーニングで解消されるのか判断してくれます。

エアコンクリーニング業者に頼む

エアコンの不具合が詰まりやニオイなら、クリーニングで原因を取り除けば解消されることがあります。

「冷えない・暖まらない」は冷媒ガスが抜けているかもしれませんので、エアコンクリーニングではなくメーカーか修理業者に連絡してください。

実際、故障かと思ってメーカーに問い合わせたら「故障ではないので、エアコンクリーニングをしたほうがいい」と言われることはあります。

ただ、エアコンクリーニング業者はたくさんありすぎてどこを選べばいいのかわからないなら、エアコンクリーニング業者おすすめ11選!失敗しない選び方と比較ランキングで選び方を解説していますので、ぜひお読みください。

エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由

エアコン洗浄スプレーを使ってはいけない理由

お店やインターネットでたくさんのエアコン洗浄スプレーがあるのに、なぜ使ってはいけないと言われるのか疑問に思われるかもしれません。

エアコン洗浄スプレーを使うことで起こる可能性がある危険なことをまとめました。

  • 火災が起こる可能性がある
  • エアコンが故障する恐れがある
  • エアコンから水漏れする恐れがある
  • カビやニオイがひどくなる
  • エアコン内部の汚れはほぼ落ちない
  • メーカーは推奨していない

火災が起こる可能性がある

エアコン洗浄スプレーがエアコンの電装部分にかかると、電気の通り道ができて発火し火災が起こる可能性があります。

→エアコン洗浄スプレーで火災の発生事例

掃除をしてすぐに発火するわけではなくても、時間が経過してから発火することもありますので、エアコン洗浄スプレーは使わないほうがいいです。

エアコン洗浄スプレーのメーカーでは、火災につながるような成分が入っていないことや、これまでに自社の製品で火災が起こったことはないなどを公式サイトで記載しているところがあります。

エアコンが故障する恐れがある

自分でエアコン洗浄スプレーで掃除をすると、思わぬことでエアコンが故障する恐れがあります。

  • お掃除ロボットに洗浄液がかかり動かなくなる
  • 電装部分に洗浄液がかかりエアコンが作動しなくなる

エアコンの構造を知らずにエアコン洗浄スプレーを使うと、かけてはいけないところにかけてしまい故障するパターンが多いです。

エアコンから水漏れがする

エアコン洗浄スプレーで取れた汚れがドレンパンに溜まってしまうとアルミインに発生した結露が流れなくなり、室内機から水漏れがします。

冷房を使うとアルミフィンに結露が発生し、ドレンパンから外のドレンホースへつたって流れ出ます。

エアコン洗浄スプレーで落ちたホコリやカビがドレンパンに残ると詰まりとなり、冷房使用時に発生した結露が流れなくなって水漏れになるので、解消するにはエアコンクリーニングを頼むしかありません。

かえってカビやニオイがひどくなる

エアコン洗浄スプレーは使った後に洗い流さないので汚れが内部に残っている状態となり、カビが大繁殖する・ニオイがひどくなることがあります。

エアコンクリーニング業者は使った薬剤をキレイに洗い流しますが、エアコン洗浄スプレーは吹きかけるだけで洗い流しません。

吹きかけて終了のエアコン洗浄スプレーが、カビやニオイの元を作ってしまっているんですよ。

エアコン内部の汚れはほぼ落ちない

エアコンのカビや汚れはエアコン洗浄スプレーで届く場所だけではなく、内部にあります。

エアコンが汚れる場所
  • エアコン上部
  • アルミフィン
  • 送風ファン
  • ドレンパン
  • ルーバー
  • フィルター
  • お掃除ロボット(お掃除機能付きエアコンの場合)

これだけある汚れをスプレー1本では取り切れませんし、そもそもスプレーの威力が弱く内部まで届きません。

エアコン内部の汚れが取れないのに、アルミフィンや送風ファンだけ掃除をしても意味がありません。

メーカーは推奨していない

エアコン洗浄スプレーを出しているのはエアコンメーカーではありません。

エアコン洗浄スプレーを使ってエアコンを掃除するのはむしろエアコンメーカーは推奨していません。

各メーカーの公式サイトにエアコン洗浄スプレーについての記載があります。

【ダイキン】市販の洗浄スプレーは使えますか?(ルームエアコン)

市販の洗浄スプレーは、使用しないでください。

エアコン内部の洗浄は高い専門知識が必要です。

誤った方法で洗浄すると、部品の破損による水漏れや 電気部品の故障などを引き起こし、最悪の場合は発煙発火につながるおそれがあります。

引用元:ダイキン公式サイトサポートページ
【パナソニック】市販の洗浄スプレーでエアコン内部のお手入れはできるか

市販の洗浄スプレーは使わないでください。エアコン内部の洗浄は高い専門知識が必要です。お客様ご自身で洗浄を行うと、内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障等を引き起こし、最悪の場合、発煙・発火につながるおそれがあります。

引用元:パナソニック公式サイト「よくあるご質問」
【シャープ】市販の洗浄スプレーを使って内部の洗浄を行なってもいいですか?

洗浄剤がエアコン内部の電気系統、プラスチック部などにかかると、故障の原因となり、感電・水漏れなどの危険性があります。
そのため、エアコン内部の構造についての知識(電気系統の配置、プラスチックに及ぼす薬剤の影響に関する知識)が必要となりますので、専門知識を持たれない方によるエアコン内部の洗浄はお勧めできません。

引用元:シャープ公式サイトサポートページ

エアコンメーカーは、そもそも自分でエアコン掃除をすること自体を推奨していないため、専門知識を持っているエアコンクリーニング業者に頼むのが一番キレイになります。

余ったエアコン洗浄スプレーの他の使い道

エアコン洗浄スプレーを使ってはいけないことはわかったけど、すでに買ってしまっているならそのまま捨てるのはもったいないですよね。

エアコン内部の洗浄以外に使える方法をご紹介します。

エアコンのフィルター・パネル・ルーバーの洗浄に使う

エアコン洗浄スプレーをアルミフィンや送風ファンに使わなければいいだけなので、エアコンのフィルター・パネル・ルーバーの掃除に使えば問題ありません。

フィルターは2週間に1回程度の掃除が望ましいですし、パネルやルーバーは取り外して洗うことができます。
※メーカーによって取り外し方が違うので、取扱説明書を確認してください。

雑巾にスプレーを吹きかければ、エアコン上部や周りにたまっているホコリや汚れを拭き取れます。

エアコン掃除用の洗剤として使用しましょう。

自分でエアコン掃除をする方法を知りたい方はエアコンクリーニングを自分でする方法3選!で具体的に説明していますので、参考にしてください。

網戸の掃除に使う

エアコン以外にエアコン洗浄剤を使うなら、網戸に使えます。

  1. 網戸に吹きかける
  2. 水で洗い流す、もしくは濡れた雑巾で拭く
  3. 自然乾燥させる

ひどい汚れの場合はスプレーした後、ブラシでこすってから洗い流すか拭き取るかしてください。

※エアコン洗浄スプレーはほとんどがアルカリ性で、アルミサッシに使うと変色する恐れがありますので網戸の掃除の際に付着しないように注意してください。

アルカリ電解水がベースのエアコン洗浄スプレーなら油汚れに使う

エアコン洗浄スプレーの成分が「アルカリ電解水」なら、油汚れに効果があるのでキッチン掃除に試してみてください。

酸性である油汚れは、アルカリ性のアルカリ電解水で落とせます。

小さいお子様やペットがいてエアコン掃除にきつい洗剤を使いたくない人が増えており、水を電気分解してできているアルカリ電解水は安全に使用できます。

お持ちのエアコン洗浄スプレーの成分を確認して、アルカリ電解水でできているなら油汚れに使ってみてください。

エアコン洗浄スプレーに関するよくある質問

エアコン掃除スプレー缶の捨て方は?

エアコン掃除スプレー缶は中身を使い切ってから捨てます。

まだ中身が残っている場合は外で音がしなくなるまで出し切り、自治体のルールに沿って捨てましょう。

スプレー缶に穴を開ける際の事故が多発しており、穴を開けずに捨てるように指示している自治体もありますので、お住まいの地域の捨て方を確認してください。

エアコンの寿命はどのくらいですか?

メーカーはエアコンの寿命を「10年」と定めているところが多いです。

10年経ったからすぐ壊れるわけではありませんが、不具合が起きやすくなってくる時期です。

どのメーカーも故障した際に交換できるよう部品を保持している期間が9年~10年であるため、10年以上経過しているエアコンの故障に関しては修理・交換ができない可能性が高いです。

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