私たちの日常生活に欠かせないエアコンですが、実は内部が汚れているとハウスダストやカビを体内に吸い込む影響や電気代の増加などのデメリットはよく聞きますよね。
ただそうは言っても、次のような疑問をお持ちではないでしょうか？
- エアコンクリーニングって本当に必要？
- エアコン掃除が自分でできれば、プロに頼む必要がないのでは？
- エアコンクリーニングって本当に効果あるの？と疑問
- もし必要だとしてエアコンクリーニングを頼むとどのぐらいお金が必要なのか？
- プロのエアコンクリーニングを安く依頼するコツを知りたい
本記事では上記のようにお考えの方へ向けて、自分でできるエアコン掃除方法や、プロに頼むエアコンクリーニングのメリットなど、以下について詳しくご説明させていただきます。
瀬戸根
ハウスクリーニング屋の社長
エアコンクリーニング・ハウスクリーニングのおそうじワンダフル（株式会社LIFE FiT）の代表取締役。
より早く、より安くエアコンや水回りをキレイにするために、多種多様な洗剤や掃除道具を集め、汚れ毎の落とし方の研究実験を行っている。
エアコンクリーニング・内部の掃除をしない場合のデメリットとは？
エアコン内部の汚れを放置し、定期的に掃除をしないまま日常生活を過ごしていると、故障の原因になるだけでなく健康面や電気代の面でも悪影響があるのをご存知ですか？
まずは、定期的なクリーニングを怠った際にどんなデメリットが生じるのかを知っておきましょう。
ハウスダストやカビによるアレルギー
エアコン内部に溜まったハウスダストやカビは、知らず知らずのうちに空気中に放出されます。
エアコンから排出されるハウスダストやカビが原因で、くしゃみや鼻水といったアレルギー性鼻炎の症状が引き起こされる可能性もあり、注意が必要です。
フィルター掃除やプロに依頼して内部の隅々まで清掃すれば、エアコン内部に溜まったハウスダストやカビをスッキリと減少できます。
エアコンを使う事で、鼻水・くしゃみ・咳などの症状が出てしまう方がいらっしゃいます。これらの症状が出てしまう原因は、エアコンを使う事でエアコン内部のハウスダストやカビが舞い上がり、それを吸い込むため、くしゃみ・鼻水などのアレルギー性鼻炎の症状が出てしまいます。
引用元：白金 いびき・内科 クリニック 『 エアコンによるアレルギー性鼻炎 』のお話。
エアコンクリーニングがアレルギー症状の軽減に繋がる可能性はありますが、確実な改善を保証するものではありません。
医師でも確実な改善を保証できないように、清掃専門業者も健康に関する症状については慎重な表現を心がけるべきだと考えています。
電気代の増加
エアコンは部屋の空気を取り入れ、アルミフィンを介して冷たい風や温かい風を送り出します。
しかし、フィルターがホコリで詰まってしまうと空気の循環が妨げられ、冷暖房効率が低下するだけでなく、余計なエネルギーが消費されて電気代が最大3割近く増加する傾向にします。
冷房や暖房があまり効かない、部屋を快適な温度に保つのが難しいと感じたら、もしかしたらフィルターにホコリが溜まっているサインかもしれません。
（これは削除）さらにフィルターが汚れていると、設定温度に達するまでに余計なエネルギーが消費されて電気代が増加する傾向にあります。
室外機も同様に、裏側の熱交換機（アルミフィン）が汚れたり詰まったりすると、排熱能力が落ちるので電気代が上がります。
エアコンの効率的な運用と電気代節約のためには、定期的な掃除とクリーニングが大事なポイントです。
自分でエアコン掃除をする方法
ここでは、日常で行えるエアコンのフィルター掃除の方法や、フィルター以外の掃除方法について解説します。
ただし、自己流の掃除方法にはリスクもあるので、自分で掃除できる範囲や注意点も押さえておきましょう。
フィルター掃除（最低1ヶ月に1度）
フィルターは2週間に1回、最低でも1ヶ月に一度の頻度で清掃しましょう。
定期的に掃除機や水洗いでフィルターを清潔に保つことで、空気を吸いやすい状態になるため、電気代削減効果があります。
- 掃除機でフィルターのホコリを吸い取る。
- フィルターを取り外して水で洗い流す。(汚れがひどい時は中性洗剤を使用)
- 乾かしたら元に戻す。
※お掃除機能付きエアコンの場合は機種によって外し方が異なるため、取扱説明書を確認しながら行ってください。
フィルター以外の自分で掃除できる箇所と掃除方法
分解をする場合と分解しない場合、市販のエアコン洗浄スプレーを使った掃除方法と箇所、室外機の掃除方法を紹介します。
【エアコン分解なし】掃除箇所と掃除方法
エアコンを分解せずに掃除を行う場合、掃除できる箇所は限られていますが、するのとしないのでは大きな差が出てきます。
- フィルターを外してフィルターを洗う
- エアコン上部の埃を取る
- アルミフィンの表面の汚れを取る
- 吹き出し口奥のファンを長めの隙間ブラシで優しく拭く（割れやすいので注意）
- 吹き出し口のルーバを少し動かして、周辺をブラシやタオルで拭く
フィルターやアルミフィンの表面は、専用のブラシや古い歯ブラシで優しくなぞると汚れが落ちます。
洗剤はフィルターは食器用洗剤で大丈夫ですが、その他の部分はアルカリ電解水を使えばスッキリした仕上がりになります。
アルミフィンやファン内部の汚れまではできませんが、これで見える部分のホコリやカビを取り除けるため、エアコンの効率改善に貢献します。
必ずエアコンの電源を切った状態で行いましょう。
【エアコン分解有り】掃除箇所と掃除方法
エアコンを分解した上で掃除する場合、エアコンの分解方法は機種によって異なるので、取扱説明書を参考に慎重に行ってください。
- コンセントを抜く
- フロントパネルを外し、フィルターを取る
- ルーバーを外す（折れやすいので注意）
- 下側と正面側にあるビスを3~4本外してエアコンカバーを外す（右側の電飾カバーを先に外す）
- エアコン右側の基盤がある箇所を充填的に養生する
- 高圧洗浄用のホッパーカバー（水を流すもの）を設置する
- アルミフィンとファンに洗剤をエアコン用洗剤をつける
- 高圧洗浄をする（要注意）
高圧洗浄機は、必ず1MPa以下の威力のものの利用を推奨します。
ケルヒャー等は威力が強すぎて、アルミフィンが曲がり、また飛び水での故障リスクも上がります。
分解して行うエアコン掃除は、清掃範囲が広がる一方で、必要な道具の準備や作業が多く、想像以上に手間と時間がかかります。故障や事故を引き起こすリスクもあるので注意が必要です。
エアコン洗浄スプレーを用いた掃除方法
市販のエアコン洗浄スプレーはドラッグストアなどで販売している為、手に入れやすく簡単にエアコン掃除が行えます。
- フィルターを取る
- 熱交換器に均一にスプレーをかける
- 10分ほど放置する
アルミフィンの表面の汚れが落ちたように感じるだけで、奥の汚れやカビは残ります。またファンのカビは落とせないのでニオイが改善することはほとんどありません。
埃汚れが強い場合は、スプレーが水漏れの原因になるケースもあるので注意が必要です。
より良い状態を保つには、定期的なプロのエアコンクリーニングとの併用が推奨されます。
室外機の掃除方法
室外機は外部環境にさらされているため、ホコリやゴミが溜まりやすく、放置すると性能が低下します。
- 室内機側のエアコンのコンセントを抜く
- 室外機のカバーやファン、アルミフィンをアルカリ電解水で洗う
- ドレンホースも専用のクリーナーを使って詰まりを取り除く
室外機にも基盤が入っているので、下から上に向かっての水の掛け方はNGです。
室外機まわりには物をなるべく置かず、周囲をキレイに保ってエアコンの効率を最大限引き出しましょう。
自分でエアコンを掃除するリスク
エアコンを自己で掃除する際には、複数のリスクが伴います。
まず、部品を無理に外すと、故障や破損のリスクがあります。
また、アルミフィンやファンに強い水圧をかけると歪みや汚れの拡散を招きやすいため、本来であればプロの知識と技術が求められる作業です。
| エアコンを自己流で掃除した場合の危険性 | |
|---|---|
| 火災のリスク | エアコン洗浄スプレーを間違って使用すると、火災の原因になるリスクがあります。 |
| 故障のリスク | 自己流の掃除では、エアコンが故障するリスクが高まります。 |
| 汚れが落ちにくい | 見える範囲はキレイにできても、内部の汚れやカビを落としきれない場合があります。 |
| 非推奨の製品使用 | メーカーはエアコン洗浄スプレーの使用を推奨していません。 |
| 掃除の労力と費用 | 自分で掃除をするにはそれなりの労力がかかり、専用の道具を揃えるにも費用がかさみます。 |
自分でエアコン掃除できない箇所と注意点
分解ができない場合、熱交換器（アルミフィン）や吹き出し口奥のファンと更に奥、壁とエアコンのすき間やドレンパンのカビや汚れは落とせません。
主に、カビやニオイの原因となっている箇所の汚れは落とせないというわけです。
分解を行うには、道具や専門的な知識が必要なので、自己判断で行わず、プロにお任せするのが賢明です。
エアコンクリーニングをプロに頼むメリットと効果
エアコンクリーニングの必要性を感じた時は、プロに頼んで時間を有効に使うという選択がおすすめです。
プロに頼むメリット
- 素人では手の届かない箇所までピカピカに
- 空気の質の改善と健康の向上
- 電気代の節約にもプラス効果
- 割れやすいルーバーの破損や水濡れの故障の心配がない
- 時間の有効活用ができる
素人では手の届かない箇所までピカピカに
プロの手にかかれば、エアコン内部の熱交換器の裏側や上側、分解したパーツの裏側に潜むカビや埃を、プロの技術で徹底的に洗浄できます。
ピカピカになったエアコンで快適な空間を得られるだけでなく、電気代の節約や自分でクリーニング作業するのにあてていた時間を減らし、有効活用できます。
こんな所も綺麗に！
- 熱交換器の裏側や上側の埃やカビ
- 分解したパーツの裏側のカビ
- ドレンパンのスライム状の汚れ
熱交換器の裏側や上側の埃やカビが落ちる
プロに頼めばエアコン内部の熱交換器の複雑な部位や、分解しないと見えないパーツの裏側の汚れまでしっかりとクリーニングできます。
たとえば、熱交換器の裏側や上部に蓄積したカビやほこりは、エアコンの効率を低下させる一因ですが、分解をして適切な洗剤を使った上での高圧洗浄でないと汚れを落とすことは難しいです。
こうした徹底的な清掃は、経験豊富なプロに任せるのが安心です。
分解したパーツの裏側のカビもキレイになる
エアコンを自分で掃除する場合、表面の掃除はできますが、エアコン内部やパーツの裏側にあるカビまで手入れするのは難しいです。
しかし、プロはエアコンを分解してパーツの隅々まで専用の洗剤で清掃し、カビを徹底的に除去できます。これによりエアコンの性能向上だけでなく、室内の空気の質も向上します。
ドレンパンのスライム状の汚れ
エアコンのドレンパンは結露を受け止めるパーツであり、水分が溜まりやすく細菌と混ざり合ってスライム状の汚れが溜まりがちです。
スライム上の汚れは色や固さも様々で、放置するとニオイや排水管の詰まりや故障を招きます。
プロはドレンパンのスライム上の汚れを綺麗に除去し、ドレンホースの詰まりや排水に関連する部分の清掃も行われます。
ニオイの改善と健康の向上
エアコンの内部に発生したカビや埃が室内に放出されると、くしゃみや鼻水など健康に影響を及ぼす症状が出たり、カビ臭いにおいが出ることがあります。
プロがエアコンクリーニングをすることで、カビや埃を徹底的に取り除けます。
知らず知らずのうちにカビを体内に吸い込む影響を気にしている方や、カビ臭いニオイが気になっている方にとって、清潔になった空気の質の向上に安心感を覚えるでしょう。
電気代の節約にもプラス効果
エアコン内部や室外機に目詰まりがあると、設定温度に達する為にエアコンが必要以上の電力を消費します。
エアコンクリーニングにかかる料金ほどの節約にはなりませんが、ひどい目詰まりをプロのクリーニングで取り除いた場合、エアコンでかかる電気代金が最大3割程安くなる場合もあるといわれています。
エアコンの本来の機能を発揮できる状態にし、設定温度にすばやく達して電気代金を抑えられるのは家計に嬉しいポイントですね。
割れやすいルーバーの破損や水濡れの故障の心配がない
ルーバーは通常、両手で持ちながらたゆませると、左右と真ん中のツメが外れて簡単に取り外せるパーツですが、ツメがうまく外れずに力を入れすぎると簡単に割れます。
また、自分で分解して高圧洗浄を用いた清掃は、取り付けが不安定だったりした場合は水漏れや故障が起きる可能性もあります。
プロに依頼すれば、経験と知識を活かした慎重な対応で大切なエアコンのパーツを傷つけることなく安全にクリーニングを進められます。
時間の有効活用ができる
エアコンの掃除は、思っている以上に時間と手間がかかる作業です。
普段の生活が忙しい中でエアコン洗浄用品を3000円程度購入し、4時間程の時間を掃除に費やしたのに想像していたより汚れも落ちない、なんて結果になったら疲労も伴う上に時間もお金も損した気分になりますよね。
プロに頼んだ場合は、1時間程度でエアコン1台の清掃が終わります。
掃除中は他の用事を片付けたり一息ついたりと、自分の時間を効率的に使え、さらに素人では手の届かない場所までカビや埃が綺麗になります。
エアコンクリーニングの費用相場と作業時間
エアコンクリーニングの料金相場と作業時間の目安を知っておけば、予算や予定を立てやすくなるので、ご参考にしてください。
エアコンクリーニングをプロに依頼した際の費用相場
クリーニング費用相場は、エアコンの種類によって異なります。
自宅のエアコンがどのタイプか、メーカーや型番などを含めて予め確認して依頼すると、料金目安が明確になりやすいです。
| エアコン1台当たりの クリーニング費用相場 | |
|---|---|
| ノーマルエアコン | 8,000円～10,000円程度 |
| お掃除機能付きエアコン | 18,000円～20,000円程度 |
| 高難易度の機種 | ノーマルまたはお掃除機能付きエアコン +7,000円程度 |
| 天井埋め込み型エアコン | 26,000円程度 |
エアコンクリーニングを安く済ませるコツ
エアコンクリーニングを少しでもお得に済ませたい方は、以下4つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 1月～3月の閑散期に依頼する（閑散期のため）
- 2台以上同時に依頼する（台数割引がある）
- 格安の個人事業主に依頼する（技術力は人次第）
- 複数の業者へ相見積もりを取る
格安事業者は少々品質に不安があるので、安くなる時期や複数台割引を狙うことが、最も安心して安く済ませるコツです。
これらのアプローチを活用し、お財布に優しいエアコンクリーニングを実現してください。
エアコンクリーニング依頼時の作業時間目安
クリーニング時間は、台数や機種、作業人数により異なります。
ノーマルエアコンの場合
| エアコン台数 | 1人作業時 | 2名作業時 |
|---|---|---|
| 1台のみ | 約1時間30分 | 約1時間 |
| 2台 | 約2時間30分 | 約1時間40分 |
| 3台 | 約3時間30分 | 約2時間20分 |
| 4台目以降 | 台数追加ごとに 1時間追加 | 台数追加ごとに 40分追加 |
お掃除機能付きエアコンの場合
| エアコン台数 | 1人作業時 | 2名作業時 |
|---|---|---|
| 1台のみ | 約2時間10分 | 約1時間40分 |
| 2台 | 約3時間30分 | 約2時間40分 |
| 3台 | 約4時間50分 | 約3時間40分 |
| 4台目以降 | 台数追加ごとに 1時間20分追加 | 台数追加ごとに 1時間追加 |
よくあるケース
| エアコン台数 | 1人作業時 | 2名作業時 |
|---|---|---|
| 合計2台 ノーマル1台 お掃除機能付き1台 | 約3時間 | 約2時間10分 |
| 合計3台 ノーマル2台 お掃除機能付き1台 | 約4時間 | 約2時間40分 |
| 合計4台 ノーマル2台 お掃除機能付き2台 | 約5時間 | 約3時間40分 |
また、お掃除機能付きエアコンの中でも、分解高難易度機種（ノクリアXやパナソニックX、日立Xなど）は、1台あたり30分ほど多めにかかります。
信頼できるエアコンクリーニング業者選びのポイント
エアコンクリーニング業者選びに失敗しない為にはいくつかのポイントがあります。
料金設定や技術力、予約から作業完了までのスムーズさ、そして訪問時間の明確さなどのポイントを押さえて、エアコンクリーニングのプロを選んでくださいね。
- 相場に近い料金設定
- 作業員の技術力が高い（高難易度機種も対応できる）
- 予約確定までスムーズ（訪問見積もりは通常不要）
- 訪問予定時間の幅が、30分～1時間半程度
- 口コミに熱心な文章が多い
安く済ませつつ、品質や当日の対応にストレスを感じない業者を選ぶなら、上記ポイントを参考に探せば失敗しづらいです。
相場に近い料金設定のエアコンクリーニング業者が良い
一般的なノーマルエアコンのクリーニングは1台9,000円前後、お掃除機能付きエアコンの場合は1台18,000円前後が相場です。
相場より安すぎる業者は、追加のオプション費用や特殊機械を使用しないなど、結果的に高くつく可能性があります。
料金だけでなく、全体のコストや提供サービスの質も合わせて考慮し、適切な業者選びを行いましょう。
相場より4000円ほど安い業者や高い業者は避けておいた方が良いです。
高い業者を避ける理由は、そもそもある程度の業者であれば、品質に差が出ないので無駄な出費となってしまいます。
大手だからクリーニング品質が高いとは限らない
大手だからといって必ずしも高品質なサービスが受けられるわけではありません。
特にフランチャイズ店や新店の場合、研修期間が短く、経験値やクリーニングの技術力が不十分な状態でお客様のもとへ伺い作業に取り掛かっている場合があります。
高難易度のエアコンクリーニングが必要な場合には、特に技術力のあるスタッフが在籍している業者選びが重要で、特に富士通ノクリアXのような分解難易度の高い機種に対応できる業者は、技術力の高さが伺えます。
技術力の高さは、クリーニングの品質と直結しているため、経験豊富なスタッフが在籍しているか、難しい機種にも対応できるかを予めチェックしておくと高品質なハウスクリーニングサービスを受けられます。
↓ごろっと内容を変えてます。
訪問時間がある程度明確なら良い業者！余裕があったりピッタリは逆に微妙
訪問予定の時間が、30~1時間半の幅で細かく指定する業者は、信頼性が高いと考えて良いでしょう。
一方、訪問時間が2～3時間の幅がある業者は、配車予定をあとで組むために幅を見ていることもありますが、追加営業で追加作業を取るために設けている時間の場合もあるため注意が必要です。
このような業者は、スタッフのインセンティブとして当日の追加営業分が設定されていたりします。
エアコンクリーニングは機種や設置状況、汚れにより多少作業時間は異なり、車移動時の渋滞もありますが、1時間半もズレが出ることはあまりありません。
午前以外でピッタリな時間をいう業者も要注意です。
予約が少ないところか、到着時刻が大幅に変わる可能性もあるため、その後の予定を立てにくくなるでしょう。
口コミの内容に熱心な文章が多い
エアコンクリーニング会社のホームページなどに書かれている口コミは、業者選びの際の重要な参考情報となりますが、その内容にも注目してみてください。
具体的で熱心に書かれている長文の口コミは、実際にサービスを受けた顧客の満足度が高い証拠です。
薄い内容の口コミは、割引キャンペーンが行われたタイミングで書かれた可能性も考えられるため注意が必要です。
＼ 失敗しない選び方とランキング／
まとめ：エアコンクリーニングは必要ある！分解できるなら必要ない場合も
エアコンの内部にカビやホコリが蓄積すると、空気中に有害物質が漂い思わぬ健康リスクを招くだけでなく、エアコンの効率を低下させ、電気代の増加という形で家計にも影響します。
したがって、エアコンの定期的な清掃は、生活の質を向上させるために重要です。
一方で、自分で行うエアコンクリーニングは、専用の道具を取り揃える手間や、それらの使い道が限られていること、清掃にかかる時間など多くの課題があります。
さらに、市販のクリーニング用品ではエアコンの表面しか清掃できず、内部に残る汚れには限界を感じる場合が多いです。
道具を購入して、毎年自分で分解クリーニングをするのであれば、エアコンクリーニングは不要と言えなくもありませんが、年1回しか使わない道具を買って、次に使うときに劣化して使えない道具もいくつか必ず出てくるので、買い直す費用でクリーニングを依頼できる場合もあります。
エアコンクリーニングをプロに頼む場合は、短時間でエアコンを分解して隅々まで徹底的に清掃し、快適で清潔な室内環境が、専用道具を買う費用よりも安く実現できます。
口コミや実績、料金の比較を行い、自分に最適な業者を選んで、安心してエアコンクリーニングを依頼してくださいね。
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